Habit is second nature

暮らしのタネ

夏の思い出

 

最近話題のメルカリで、なんとなく昔好きだったブランド名で検索してみる。

懐かしい見覚えのある洋服のヨレヨレになった写真が出てきて、なつかしいなー、あの頃は高くて手が出せなかったなー、CUTiEもZipperも今はないんだなー等と感慨深いものがあった。

 

中3の夏休み、朝から晩まで塾に缶詰になっていた頃、唯一の息抜きが22:00頃の立ち読みだった。夏期講習は9:30~18:00で毎日。 その後19:00-22:00 は通常の塾の授業がある。

 

授業が終わって親が車で迎えに来るまでの間、塾の1FのファミリーマートでCUTiEやらZipperやらを立ち読みしていた。

ファミリーマート無印良品のルーズリーフを置いていてくれるので塾の1Fがファミマなのは非常に重宝した。

 

欲しい服を探してたのではなく、特に素人のストリートスナップが好きで、「18歳専門学校生」とか「20歳のフリーター」がとてもおしゃれで大人に思えたものだ。

全身総額4〜5万するような服にくるまれてるのがうらやましかった。

当時は(1998年かしら?)フリーターというのは「夢を追ってる最中です」「やりたいことを探してるんです」という未来あるポジティブなキーワードだった。今は非正規雇用といえば先行き不安なネガティブワードだと思う。あれから20年経って夢は見つかったんだろうか?今も欲しい服が買えておしゃれしてるんだろうか。

今、身の上話付きでオゾンコミュニティのTシャツの1枚も出品してくれたら買ってしまうかもしれない。

 

ファミマでは毎日お世話になったし、毎日立ち読みしていたCUTiEは夏期講習が終わったら買うつもりだった。何となく気づいていたけど、夏期講習が終わる前にCUTiEは9月号になった。